zzの逆関数(2)

まず、zz = 1 の解を考える。

 z \equiv x + iy \equiv e^{s + it} \equiv e^u

とする(x, y, s, tは実数)。

 z^z = e^{ue^u} = 1

より、

 ue^u = 2\pi ni

nは整数。
nが0なら、uが0で、zは1となる。
nは正とする。負なら共役複素数を考えればよい。


再び、

 u \equiv e^{v + iw}

とおくと(v, wは実数)、

 e^{v + s + i(w + t)} = 2\pi ni
 s = e^v\cos{w}
 t = e^v\sin{w}
 v + e^v\cos{w} = log(2\pi n)
 w + e^v\sin{w} = \frac{\pi}{2}

最後は多価だが、これだけ考えればよい。
これから、

 e^v = \frac{\frac{\pi}{2} - w}{\sin{w}}

これのグラフは、

もっとも、evが0以下になるところは意味なし。
また、v + evcos w を w の関数と考えてグラフを書くと、

これが、log(2πn)となるvは無数にあることがわかる。
すなわち、解はバラバラに加算個ある。