第28回篠山ABCマラソン(3)

未だに筋肉痛だが、ふつうに走る分にはなんでもない。
どうやら走り方がいつも全然違ったらしい。


スタートラインをまたぐが、前が詰まっていてゆっくりしか走れず。
すぐに道が狭くなり、さらに詰まる。
だからタイム順のスタートなのに。


立ちションの人は多い。
たいして寒くないのに、スタートしていきなりしてる。
仮設トイレはかなり多かった。
しかも、「次のトイレは1.6km」とか書いてある親切ぶり。
スタート前に行って、そのあと10時間近く行かなかった私には関係ないが。
どうも使用中か空きかは扉を引っ張ってみないとわからないようだった。


6kmくらいだったかで子供がチョコを入れた容器を差し出しているので、
走りながら手を伸ばすと2つチョコが取れた。
こういうのがそこらじゅうにあって、後半はかなりもらった。
20kmまではこれらを食べるのを我慢していたが、
それを過ぎたら1kmごとくらいに食べていた。
チョコとかはのどが渇くから逆効果という話もあったが、
そういうことはなかった。
甘いものを食べると多少元気が出たような気がする。
飴は大量に残っている。


そのあとに最初の給水。
ここではさすがに人が多く、10数秒立ち止まったような。
そのあとすぐにまた給水があり、ここで給水の必要はなかった。
自主的なものもあり、給水はふんだんだった。


20kmからガクンとペースが落ちる。
練習で30kmを走ったときはキロ5分を25kmまで保てたのに。
30kmからはサブ4をにらんでの走り。
30.6kmで折り返し。ここから弱い逆風。
やや寒く、袖を伸ばして手袋をはめる。
どこまでペースが落ちるかと思ったが、際どいところで踏みとどまった。
35kmくらいで「後押し」だったか、貼ってある車を発見。
その前のランナーが最終ランナーらしい。
そのへんはみんな歩いているし、こちらもかなり歩いている。
このへんからは精神論の世界、がんばれるかどうかの話。
1kmごとのタイムを見て、まだ大丈夫と確認。
1分遅かったら崩れていたかも。
残り1kmのタイムで、完全に安全圏に入った。
そこまで10km以上一本道だったが、すぐに右折。
両脇で、応援の人たちが、「あと600m」とか「300m」とか言っているが、
もう少しあるだろうと、心の中でツッコミを入れていた。
左折すると、そこはスタートのときに並んだ道路だったのだろうか。
ゴールしてストップウォッチを押すと、3:59:21.80。