第36回刈谷市かきつばたマラソン大会(2)

早くも結果が上がっていた。
http://www.city.kariya.lg.jp/hp/page000002100/hpg000002038.htm


この大会はほとんど宣伝されていない。うちには届かない市報と、あといちおうネット上で紹介されるが、RUNNETによる受付はない。申込むには、直接ウィングアリーナに行くか(私はなにかのついででここに行った)、郵送なら小為替を同封。非常に申込みにくい。市民マラソン大会には、市民の体力向上と外の人からその町を知ってもらうという意味があると思うが、この大会は前者に特化しているようだ。交通の便が悪いとか、いいところなら大規模な交通規制が必要とか、このほうが参加費が安く済ませられるとかあるかもしれない。しかし、刈谷市は規模に対してあまり名前が知られていないように思う。新ホールができて東京のほうからも客が呼べるようになれば多少知られるかもしれないが、たかが知れている。これでいいのだろうか。


総合運動公園にはいつも公共バスで行くが、ギリギリ受付に間に合わない、名鉄バスはあまり都合がよくない、ということで自転車で。外の給水場所が見えた。Amino-Valueがスポンサーについているらしい。駐輪場が遠いので、そこから軽くジョギング。親子連れが目立つ。受付がどこなのかよくわからない。まあ、スタジアムなのだろう。しかし、競技場の中で受付ってよくあることなのだろうか。


スタジアムに入るとやけにスタッフの数が多いような気がした。まずセルフチェック。10の質問に答える。全部「はい」にしておけばOK。「食欲があるか」というような質問があったが、実は朝アンパンを2/3しか食べられなかった。それから「下痢じゃないか」というのもあったと思うが、腹が痛くても下痢ではなかった。下痢だと脱水症状であぶないということだろうが、私の体質だとこの寒さでは汗もあまりかかないだろう。


それを持って受付へ。参加賞はタオル。タオルはいくらもらってもありがたい。名簿がない。この規模で名簿がない大会ははじめてだ。別にいいか。ナンバーカードは2枚で、片方にリグがついている。前か背中かどちらにリグ付きをつけるか書いていない。可児シティのときは背中となっていたので背中につけたが、ゴールしてみると前につけるのがどちらかというと正しかったようだ。


スタートは、10時から10分毎に1500mのスタート位置から。10kmは10時20分。600人くらいと言っている。記録を狙いたい人は前へ、とも言っていた。一般に、速い人は前に、遅い人は後ろで遠慮してもらうとスタートがスムーズに行く。今回は全体にはどうだったか知らないが、個人的には前のほうに並んだので、スタート直後の詰まった感はそれほどなかった。


あまり気にしていなかったが、誘導員は必要最低限しかいなかったように思えた。車の通行は隙を見て行われていたようだ。この手の小さな大会の距離表示はどうしてこんなにいい加減なのだろう。地図見て適当に置いていくだけでもずっと正確にできるのに。こうもひどいと地元でなければ次回以降は参加しないところだ。


ゴールすると、テントへ。地元の陸上部だろうか、ボランティアでかりだされていた。その子らが参加者のナンバーカードを見て、テンキーで数字を入力すると、記録証に記録がプリントされて、それを自分で勝手に取る。受け取るのとくらべてなんとなく味気ない。それからAmino-Valueを紙コップで受け取るが、紙コップを捨てるところがない。そういえば2週間前のレースでも、紙コップはお持ち帰りだった。最近はそういうところが多いのだろうか。そういえば、7km/9km付近にあった給水の紙コップはどうしていたのだろう。10kmのレースで給水を取ることはないので、まったく気にしていなかった。