WindowsのUbuntuでPythonとPyPy

以前に、WindowsBashをサポートする、という記事があった。これがあればPythonが速くするはずだ。なぜなら、Windows版のPythonは32ビットを超えると多倍長整数とされてしまうが、LinuxPythonなら64ビットまでならint扱いになるはずだからだ。ここで、Pythonは2.7.3、PyPyは2.0.0-beta1らしい。


ここを見てインストールした。5時間くらいかかったが。

Windowsに採用されたBash (Ubuntu)を試してみる


Pythonは2.7.6だった。
しかし、PyPyはインストールされていなかった。Ubuntuなのでapt-getでインストールされるはず。

> sudo apt-get install pypy

これでインストールされる。ヴァージョンは、2.2.1だった。

Problem 563をPyPyで試すと、3分くらいかかっていたのが、73秒になった。

Problem 560では、L(10^12, 10^12)で、

Python(Win)    230sec
PyPy(Win)      285sec
Python(Ubuntu) 110sec
PyPy(Ubuntu)    80sec

かなり速くなっている。Windows版でPyPyが遅いのは、dictを使っているからと思われるが、Ubuntu版ではPyPyの方が速いところを見ると、dictも速いのだろうか。