第27回半田市民マラソン大会

あまりうまく走れなかった。力を出し切れなかった。
それにしても、こんなに厳しいコースだとは思わなかった。


電車で半田へ。途中、大府で乗り換え。そこで短パンを忘れたことに気がついた。何やってんだか。すぐに電車が来たのでそれに乗って家に戻ると、時計も忘れていたことに気がついた。アナログの時計をつけていた。気合が入っていないわけではないが。ともかく、30分遅れの電車に乗った。30分余裕のあるスケジュールを組んでいてよかった。電車、と武豊線気動車だったね、の中で、少しずつ朝食のパンを食べてレモンティを飲む。が、一口飲んで、どうもお腹がおかしそうだと気がつく。パンもなかなか入っていかない。それでもパンはなんとか列車の中で食べ終えて、亀崎駅で降りる。
駅に出て、バスが待っているのかと思ったが、見当たらない。どこで待てばいいのだろう。なにか間違えたか?駅舎のほうを見ると大会のポスターが貼ってある。近寄って見たが、何も書いていない。ふと左のほうを振り返ると、乗り場は150m先となっている。こんなに駅舎に近いところでは気がつかなくても不思議はないだろう。左に折れて、信号を渡って、どこにあるのだろうとしばらく進むと、ああ、反対側にあるわ。さっきの信号まで戻って、そこへ行く。誰も待っていない。
2分前にバスが来た。結局、貸切状態。ここから乙川中学校というところに向かう。そこで1人乗る。30分以上かけて、半田運動公園へ。なんにもないところだ。同時に名鉄の駅からのバスも来て、そこからはたくさんの人が降りてきた。名古屋のほうからの人だろうね。名古屋の人と知多・三河の人では意識が全然違う。
しばらく坂を上って陸上競技場へ。受付は競技場の前で。もう受付も終盤なので、待たずに済ませられた。ゼッケン等受け取って、そのゼッケンについている右端を切り取って、隣で参加賞を受け取る。これは、ゼッケンの強度としては大丈夫なのだろうか。参加賞は、手提げ袋、その中にシャツ、スポンサーの割引券等。名簿等が載っている冊子がない。こんなものは紙のムダだろうと思う反面、事前に知人がいないか探すという楽しみがなくなる。自分としてもどちらがいいのかわからない。
苦手のゼッケン付けを終えて、ストレッチして、結局レモンティは飲み干せなかったが、終わったあと飲めばいいか。ちょうど5kmがスタートするところで、それを見送って、ウォームアップにでかける。たぶん2kmほど。2回くらいペースを速くしてみたが、さて。
それから、トラックの中で列並び。今日は予想通り暑くなった。700人以上いるので30分台の人は前へ、と言っているが、そのうち40分台もと言い出した。50分以上かかる人はそんな多くないはず。私より速い人は100人はいるはずだ。そんなに前には行けない。5分前だったかに、2コーナーに移動。スタートは1500のスタートラインだろうか。


定刻にスタート。4コーナーくらいから狭くなった。しかし、前に行きたい気持ちはあるもののそんなに遅くはなさそう。300mが76秒。悪くはない。名古屋国際と同じように、そこから競技場を抜ける。公園を出て、少し下ったところで1kmが4:08、これが本当ならいいペースだ。そこからすごい下りになる。この分どこかで上らないといけないわけだ。あまり足を使いたくないが、この下りでタイムを多少は稼いでおかないといけない。一息ついたと思ったらまだ下りだ。先頭がやってくる。この下りを上らないといけないってことか。
2km過ぎで折り返し。ここから上る。3km手前で給水。一口だけ飲む。そのあと、農道の10%は軽くありそうな上り。こんなのを上らないといけないのか。上りきったあともあまりペースが上がらない。確か、下ってまた上ったところで競技場が右手に見えた。ってことは、ここから下って、また上らないといけないってことだ。平坦なところがほとんどない。競技場には入らずに、右周りに迂回する。
5km、21:47。なんだってー!いや、これは間違っているだろう。6kmまでが3:48。やっぱりね。まだ自己ベストの可能性はある。しかし、いつも以上に疲れているような気がする。あまりペースを上げられない。どこからだったか、1周目か2周目かすら忘れたが、なんとなく左わき腹が痛い。ペースを上げると痛みが強くなりそうだ。
折り返しで膨らんで走ると内側から抜いてくる人が。後姿を見る限り、還暦をとうに過ぎているとしか思えない。バケモンか。なんとなくついていく。例の農道の入り口で抜いた。
残り1kmで38:59。もうベストは無理だ。距離もそんなに間違っていないはず。ここから下りだが、恐る恐るペースを上げる。わき腹がだんだん痛くなってくる。下りきったところがピークだった。ここから反転攻勢、ってもう遅い。ともかく、次々抜いていく。上りきったところでは、もう心臓が苦しかった。10kmのレースでこんなになるとは。しかし、足はまだまだ残っていた。少し休んで、ラストスパート。競技場に入って、ゴール前で若い子を1人抜いた。


1km 4:08.00
4km 12:56.31 17:04.31
5km 4:43.00 21:47.31
6km 3:47.28 25:34.59
7km 4:12.44 29:47.03
8km 4:37.68 34:24.71
9km 4:34.77 38:59.48
10km 4:05.31 43:04.79

記録証をもらったら、46位 43分10秒。


そのあと、クラッカーをもらった。非常用のを4年経って放出しているわけだ。ちょっと食べたらけっこううまかった。それから、券と引き換えでスポーツドリンク。券ってなにかと思ったら、記録証についているのか。これがなかなか飲み干せなかった。のどがあまり乾いていない。結局飲み干したのはバスの中だったような。
あまり疲れていないので、ストレッチして、クールダウン1kmほど。そしたら、もうバスの時間が迫っている。小走りで朝来た道を戻ると、最終ランナーが走っていた。
バス停には長い列ができていたが、亀崎行きの客は3人だった。


とにかく、今日は疲れていない。10kmのレースを走ったとは思えない。それだけ力を出し切れなかったということだ。だいたい、下ってから上るコースは難しい。逆だとがんばって上って頑張って下ればいいが、あとで上りが待っていると思うとがんばれない。どの程度がんばればいいのか、このへんの加減が難しい。精神面の問題もあると思う。
名古屋シティは平坦だから関係ないといえばそうだが、よくないイメージを残してレースに臨むことになってしまった。


ブログ検索していたら、
http://hoyohoyo.blog.so-net.ne.jp/
この人、走力が近い。40代なかばってのは違うが、それ以外は「陸上歴ゼロ云々」とかよく似ている。ああ、でもランニングに対する姿勢が全然違うね。